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9月の連休中に越前町にある越前陶芸村に行ってきました。
岡本太郎氏の「月の顔」です。今年は氏の生誕100年にあたります。 大阪・万博公園の「太陽の塔」にも似てますね。 1988年の設置だそうです。 陶芸村の中にあるそば屋さん、だいこん舎で昼食をとりました。 まだ食べたことのない「そばがき」なるものを初めて注文してみました。 お餅のような食感で、意外と腹がふくれます。 現在、蕎麦といえば麺状の「そば切り」が思い浮かびますが、「そば切り」が一般に普及するのは江戸時代以降のことで、それ以前は「そばがき」や「そばだんご」として食べるのが主流だったそうです。 ちなみに福井県陶芸館の隣にある茶苑では夏の間、油団(ゆとん)を敷いた広間でお茶をいただけます。 油団とは和紙を何枚も貼り合わせて、表面に荏胡麻の油を塗った夏の敷物です。かつては福井の名産品でした。現在は全国でも唯一、鯖江市の紅屋紅陽堂で製造されているそうです。 柱影映りもぞなする油団かな (高浜虚子) 腰を下ろすと、ひんやりとした清涼感があります。 #写真は去年のもの。今年は既に終了してました。 文化交流会館の前にはこのような看板が・・・ 中に入ってみたのですが、目に入るのはカップコーヒーの自販機のみ。 それらしい喫茶店は見あたらない・・・。はて? ウロウロしていたところ、職員の方が教えてくれました。 館内に展示されいる作品の中から好きなカップを選んで、自販機の注入口にセットすればよいとのこと。なるほどそうだったのか! ということで、壁面にズラリと並べられた何人もの陶芸作家さんの作品の中から1つを選択。一杯200円のコーヒーで、越前焼の使用感も楽しめて満足です。 使用済みのカップは自販機横のカゴに戻しておけばよいのですが、気に入ったカップはその場で購入もできるそうです。 10月1日(土)・2日(日)には越前秋季陶芸祭が開催されます。 (KN)
by fukuibunka
| 2011-09-30 23:08
| リレーコラム
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